テスト前日はどう過ごす?現役東大生が教えるテスト前日にやるべきこと&やってはいけないことリスト!

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はじめに:テスト前日は“勝負の1日”

テスト前日。何をするか、何をしないかで、当日のパフォーマンスは大きく変わります。頑張って勉強してきた人も、少し焦りがある人も、前日の過ごし方ひとつで点数が伸びることもあれば、逆に下がってしまうこともあるんです。

「とにかく不安で徹夜したほうがいいのでは?」 「まだ覚えていないところを詰め込みたい!」 「緊張して何も手につかない…」

そんな思いが渦巻くテスト前日こそ、正しい行動を取ることが何よりも大切。そこで、この記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、テスト前日にやるべきこと&やってはいけないことを具体的にリスト化し、ひとつひとつ丁寧に解説していきます!

試験で高得点を取るためには、もちろん普段の勉強も重要です。ですが私はテスト対策、そして試験直前の過ごし方が最も効率よく成果を上げるためのカギを握っていると考えます!そして学校の定期テストからそのようなことを意識し、受験にはいつものルーティンを用意して望めました。

その中でのノウハウも詰め込んだので、これを読めば前日の過ごし方に迷うことなく、本番にベストコンディションで臨めるはずです!

また、定期テスト対策に不安がある方はあわせてこの記事をご覧ください!


テスト前日にやるべきこと

最終チェックは「できる」を増やすために使う

前日は焦って「全部見直さなきゃ」と思いがちですが、全範囲を無理に復習するのは逆効果。大事なのは、「あと少しで理解できる」「覚えかけのところ」を優先して確認すること!

例えば、英単語なら“あれ、これ何だったっけ?”という単語を中心に確認し、数学なら「ミスしやすい問題の解き直し」に絞る。このように、“できる”に変える部分にフォーカスすることで、効率的かつ自信にもつながります!

ノートやまとめ資料で“軽く”復習する

テスト前日に分厚い教科書や参考書を最初から読み返すのは効率が悪すぎます。前日には、自分が作ったまとめノートや暗記カード、ポイントを整理したプリントなど、軽量・コンパクトな資料で確認するのがベスト!

前日に新しい知識を詰め込むよりも、「知ってることを確認して、自信を積む」ことが目的です。軽い確認で「思い出せた!」「できそう!」という気持ちを増やしましょう。

時間を決めて“早めに切り上げる”

「まだまだやらなきゃ!」と夜遅くまで勉強してしまうのはNG!!テスト前日は、脳と体をしっかり休めておくことも大切です。21時〜22時には勉強を終え、23時には寝るくらいのスケジュールを目指しましょう。

集中力が高まる「ゴールデンタイム(夜7時〜9時ごろ)」をメインに勉強し、その後はリラックス時間に切り替えることで、メリハリのある1日になります。

当日の準備を済ませておく

筆記用具、定規、コンパス、受験票(もしあれば)など、当日に必要なものを前日にしっかり準備しておくことで、余計な緊張やバタバタを防げます!特に「シャーペンの芯がない!」「消しゴム忘れた!」なんてことがあると、テスト開始前から焦ってしまいますよね。

また、服装や持ち物、起きる時間までをシミュレーションしておくと、当日もスムーズに動けます。

軽い運動やストレッチでリラックス

一日中机に向かっていると、肩が凝ったり気持ちもどんよりしてしまいます。

テスト前日は、軽く体を動かすことで気分転換を図るのも効果的です。ストレッチや散歩、ヨガなどで血流を良くすると、頭もスッキリしますし、夜もよく眠れるようになります。


テスト前日にやってはいけないこと

徹夜は絶対にNG!

「どうしても不安で…」「まだ覚えてないところが…」と、テスト前に徹夜しようとする人がいますが、徹夜=点数ダウンの確率が高いです!!寝不足の状態では、脳の働きが鈍り、暗記力・集中力・判断力すべてが落ちてしまいます。

どうしても不安な部分があるなら、夜更かしせず、朝早く起きて確認する方が圧倒的に効率的です。睡眠は最強の記憶定着ツール。しっかり寝ることこそが、最も効果的なテスト対策の一部です。

苦手分野に固執しすぎない

テスト前日になると、なぜか苦手な分野ばかりに目がいってしまいがち。「ここができてない!」と焦って手を出し、結局よく理解できずに不安だけが残る…というパターン、多いです。

もちろん苦手の復習は大事ですが、今から急に完璧にするのは難しい。それよりも、「得点源を確実に伸ばす」ことに意識を向けた方が、テスト本番で点数につながりやすいのです。

不安を煽るSNSや友達の情報

「〇〇は出るらしい」「みんなもう終わったって言ってた…」そんな友達のSNSや会話が気になって、勉強に集中できない…。あるあるですよね。

でも、前日は自分のペースを守ることが最優先。誰が何をしていようと、関係ありません。SNSやグループチャットは前日だけでも通知を切って、静かに自分に集中する環境を整えましょう!


前日を「自信をつける日」にするために

テストの前日、多くの人が感じるのは「不安」です。「もっとやっておけばよかった」「この分野まだ不安だな」そんな焦りが頭をよぎるのは、真面目に勉強してきた人ほど当たり前のこと。でも、テスト前日を“ただの不安な日”にしてしまうのは非常にもったいないです。

前日は、「自信をつける日」にすることが、実力を出し切るためのカギになります。大切なのは、「できていること」を再確認して、自分の努力をちゃんと見てあげることです!

たとえば、今までに解いた問題集のページをパラパラと見返してみましょう。チェックマークが増えたページ、何度も解いた証の書き込み…それらは自分が積み重ねてきた努力の証です。「これだけやったんだ」という実感が、自信につながっていきます。

また、テスト範囲の中で“得意なところ”や“確実に点が取れる問題”に目を向けることもおすすめ。苦手な分野ばかりに意識を向けるより、「ここは絶対取れる」という感覚を持つ方が、本番では精神的にも安定して取り組めます。

夜は無理せず、余裕を持って過ごしましょう。お気に入りの音楽を軽く聴いたり、温かいお風呂に入ったり、心を落ち着かせる時間も大切です。しっかり睡眠を取れば、記憶の定着も高まり、当日の集中力もぐっとアップします。

前日は「完璧を目指す日」ではなく、「今ある力を発揮する準備をする日」。不安よりも、ここまでやってきた自分を信じることが、最高の結果を引き寄せるポイントです!

緊張を味方に変えるメンタルトレーニング

テスト前日の夜、なんとなく胸がざわざわする…そんな経験は誰にでもあります。「緊張」は悪いものだと思われがちですが、実はこの“適度な緊張”こそが、本番で集中力を高めてくれる重要な感情です。ただし、過度な緊張は逆に実力を出しにくくしてしまうため、上手にコントロールすることが大切です!

まずおすすめしたいのは、「自分がテストに向かっている姿をイメージする」こと。これはスポーツ選手などもよく行うイメージトレーニングで、脳が「これは成功できる場面だ」と認識しやすくなります。

たとえば、朝の準備から試験会場へ行くまでのルート、テスト中の自分が問題に取り組んでいる姿、最後の見直しまでを、ゆっくり頭の中で想像してみましょう。できるだけ具体的に、ポジティブな内容にすると効果的です。

さらに、「自分の頑張りを認める言葉」を心の中で唱えるのもおすすめです。「ここまでやってきたから大丈夫」「焦らず、落ち着いていこう」など、自分を安心させる言葉を使うことで、過度な不安やプレッシャーを和らげることができます。声に出さなくても、心の中で何度か繰り返すだけで、気持ちは不思議と落ち着いてきます。

また、深呼吸はシンプルながら非常に効果的なリラックス方法です。鼻から大きく息を吸って、口からゆっくりと吐く…これを数回繰り返すだけで、自律神経が整い、緊張をやわらげる効果があります。テスト当日の朝にも活用できるので、ぜひ前日から習慣にしておきましょう。

緊張そのものをなくす必要はありません。大切なのは、それを「パフォーマンスを高めるエネルギー」に変えること。心を落ち着かせる技術を身につけておくと、テストだけでなく今後のプレゼンや面接など、さまざまな場面で役立ちます。緊張はあなたの味方にもなるのです!


まとめ:テスト前日を味方につけよう!

テスト前日は、うまく使えば本番の力を最大限に発揮できる大チャンスです。復習の量よりも「質」を意識し、あれもこれもと焦るのではなく、「今できること」に集中していきましょう。

やるべきことまとめ:

  • ポイントを絞った最終チェック
  • ノート・まとめ資料での復習
  • 早めに切り上げて早寝
  • 当日の持ち物確認
  • ストレッチや軽い運動でリフレッシュ

やってはいけないことまとめ:

  • 徹夜
  • 苦手分野への固執
  • 他人の情報に振り回される

テスト前日は“安心を準備する時間”。適切な行動で不安を減らし、自分のベストを発揮しましょう。がんばってきた自分を信じて、あとは落ち着いて臨むだけです!

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この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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