休憩の取り方、間違ってませんか?現役東大生が教える正しい休憩の仕方

だらだら
目次

はじめに

勉強や仕事に集中していると、どうしても疲れが溜まり、集中力が続かなくなります。そんなとき、多くの人が取るのが「休憩」です。しかし、休憩を取ることは一見簡単なようで、意外と効果的に取るのは難しいものです・・・!休憩を取ることでリフレッシュできるはずなのに、逆に気分が悪くなったり、余計に疲れてしまったりすることもあります。

実は、休憩の取り方に「正しい方法」と「間違った方法」があります!適切に休憩を取ることで、集中力が回復し、パフォーマンスを最大化することができるのです。しかし、逆に間違った方法で休憩を取ってしまうと、集中力はむしろ低下し、効率が悪くなることもあります。

私は体力がなく、睡眠時間をしっかり確保してもこまめに「休憩」を取らないと集中力が続かないタイプだったので、いかに質の高い休憩を取れるかを研究していました。とくに夏休みなどの長期期間では家やカフェで長時間勉強していたので独自にいろいろな策を講じていました!

そこでこの記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、休憩を取るタイミングや方法について詳しく解説し、効果的な休憩の取り方をお伝えします!


休憩の目的とは?

休憩はただの「休み時間」ではありません!多くの人が、休憩を取ることが無駄な時間だと考えがちですが、実は効率よく休憩を取ることで、作業のパフォーマンスを最大限に引き出すことができます。

では、休憩の本来の目的は何でしょうか?それは、心身のリフレッシュ集中力の回復、そして疲労の解消です。これらの目的を意識して休憩を取ることで、作業の効率が大きく向上します。


心身のリフレッシュ

まず、休憩の最も重要な目的は心身のリフレッシュです!長時間同じ作業を続けていると、身体的な疲労が溜まり、脳が疲れてきます。この状態でさらに無理に作業を続けても、集中力が低下し、効率が悪くなってしまいます。心身のリフレッシュを目的にした休憩を取ることで、体の疲れをほぐし、脳をリセットすることができます。

たとえば、デスクワークの場合、長時間座り続けると、肩や首に負担がかかり、血流が悪くなります。この時に、数分の休憩で立ち上がって体を動かすことで、血流が改善され、体が軽く感じられるようになります。これが、リフレッシュの効果です。

また、心のリフレッシュも重要です。集中していると、ストレスやプレッシャーが溜まりやすく、気分が沈みがちです。休憩中にリラックスすることで、心も落ち着き、再び集中して作業に取り組むことができるようになります。


集中力の回復

休憩のもう一つの大きな目的は、集中力の回復です!人間の脳は、長時間同じことを続けると疲れが溜まり、集中力が低下します。特に、精神的な作業(勉強や仕事など)を長時間続けていると、脳のエネルギーが消耗し、集中力が維持できなくなります。この時に休憩を取ることで、脳を休ませ、再び集中できる状態に戻すことができます。

実際、研究によれば、90分の作業ごとに10分程度の休憩を取ることで、集中力を維持しやすくなると言われています。休憩を取らずに作業を続けると、疲れが溜まりすぎてしまい、その後の作業に支障をきたすことがあります。休憩を取ることで、脳をリフレッシュし、作業の効率を最大化することができるのです!


疲労の解消

また、休憩の目的には疲労の解消もあります。仕事や勉強、スポーツなど、どんな活動でも続けることによって体力的、精神的な疲れが溜まります。この疲れを放置しておくと、集中力や判断力が鈍り、作業の効率が落ちてしまいます。

休憩は、疲れを軽減するためにとても重要な時間です。短い休憩でも、適切に体を休めることで、蓄積された疲労を回復することができます。例えば、軽く目を閉じてリラックスしたり、立ち上がって体をストレッチするだけでも、疲労を感じにくくなり、集中力が戻りやすくなります。

長時間の作業で疲れが溜まると、身体にこりや痛みが生じることもありますが、休憩を取ることで、そうした痛みや不快感も軽減できます。これが、疲労解消のための休憩の効果です!

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休憩時間の長さとタイミング

休憩を取るタイミングやその長さについては、個人差がありますが、一般的に言われているのは、90分に一度の休憩です。これは、90分が集中力の限界だと言われているため、このタイミングで休憩を取ると効果的にリフレッシュできます。

もちろん、長時間の集中を強いられる作業の場合、さらに短い時間で小休止を挟むのも良いでしょう。

休憩の長さに関しても、5分から10分程度の短い休憩が有効だと言われています。

この短い時間で、立ち上がって体を動かす、目を休める、深呼吸をするなどの方法を試してみましょう。長すぎる休憩は逆に、集中モードに戻るのが難しくなることがありますので、適切な時間を見極めることが大切です。


休憩中の活動:何をすべきか?

休憩中に何をするかも、休憩の効果を大きく左右します。無駄な時間を過ごさず、心と体をリフレッシュできる活動を取り入れましょう。以下に、休憩中におすすめの活動をいくつか紹介します。

体を動かす

座りっぱなしの状態で勉強や仕事をしていると、血流が滞り、体が固まってきます。これが、集中力を低下させる原因にもなります。そこで、休憩中には軽いストレッチやウォーキングを取り入れると良いでしょう。

  • ストレッチ:肩や首、手首を伸ばすことで、体の緊張をほぐすことができます。特にデスクワークをしている場合は、目の疲れや肩こりを防ぐために、上半身のストレッチを行うと効果的です。
  • 歩く:少しの散歩でも、気分転換になると同時に、血流が良くなり、脳への酸素供給もスムーズになります。屋外に出て風を感じながら歩くのもリフレッシュになります。

深呼吸や瞑想

深呼吸や瞑想は、心を落ち着け、ストレスを軽減する効果があります。たった数分の深呼吸でも、心拍数が落ち着き、集中力が回復します。特に疲れが溜まっているときや、ストレスを感じているときにはおすすめです。

瞑想も、心をリセットするための良い方法です。瞑想は、思考を無にし、集中力を回復させる効果があるため、短い時間でできるものとして取り入れる価値があります。

スマホやSNSを避ける

休憩中にスマホやSNSを触ることは、リフレッシュにはならないどころか、かえって気分が悪くなる原因になりかねません。スマホの画面を見続けることは、目を疲れさせ、精神的にも疲労感を与えることが多いです。特にSNSを使うと、他人と比較してしまい、余計にストレスを感じることがあります。

休憩中にスマホを触ることは避け、実際に体を動かしたり、リラックスできることをする方が有益です。

水分補給をする

集中していると、つい水分補給を忘れがちですが、脳の働きには水分が必要不可欠です。休憩中には、水やお茶を少し飲むことを心がけましょう。カフェインが含まれた飲み物は、過剰に摂取すると逆に集中力を低下させることがあるので注意が必要です!

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休憩後に集中力を取り戻すための準備

休憩後に、再び集中力を取り戻すためには、簡単な「準備」が必要です。ここでは、休憩後にやっておきたいことを紹介します。

休憩前に次のタスクを決めておく

休憩前に、「休憩後はこれをやろう」と、次に取り組むべきタスクを明確にしておくと、休憩後のスタートがスムーズです。休憩から戻ってきた後に何をしていいか迷ってしまうと、再び集中力を切らしてしまいます。休憩中に次のステップを頭の中でイメージしておくと良いでしょう。

休憩後は少しずつ集中モードに戻す

休憩後に急に高い集中力を要求するのは難しいことです。少しずつ集中モードに戻していくために、最初は簡単な作業から始めると良いでしょう。短いタスクをこなすことで、集中力を徐々に戻し、次第に難しい作業にも集中できるようになります。


まとめ

休憩は、ただの「休み時間」ではなく、パフォーマンスを最大化するための重要な時間です!効果的に休憩を取ることで、心身の疲れをリセットし、集中力を高めることができます。

しかし、間違った休憩方法を取ると、逆に疲れを増やしたり、集中力が回復しないこともあります。

休憩の目的は、リフレッシュと再集中です。体を動かす、深呼吸や瞑想をする、スマホを避けるなどの方法を取り入れ、適切なタイミングで適切な方法で休憩を取ることが、成功への鍵となります。

「休憩は適切に取ることで、次のステップに進むための力を得る時間」です。自分の集中力や体調に合わせて、効果的な休憩を取ることで、学習や仕事の効率は格段にアップするでしょう!

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この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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