スキマ時間の使い方で差がつく!現役東大生が教える、忙しい高校生のための効率的勉強法

二次試験 切り替え

「気がついたら今日もあんまり勉強できてなかった…」
そんな日、ありますよね。学校、部活、課題、友達とのやりとり、家のこと…。高校生活は何かと忙しく、まとまった時間が取りにくいのが現実です。

でも実は、スキマ時間を上手に使えるかどうかで、勉強の進み具合は大きく変わります!そこで今回は現役東大生ライターの「けんけん」が、「スキマ時間ってどこにあるの?」「何をすればいいの?」「本当に効果あるの?」といった疑問に答えつつ、日常の中で“無駄になりがちな時間”を“成績アップの時間”に変える方法を具体的にお伝えします!

目次

スキマ時間は「つくる」もの

まず前提として、「スキマ時間」は偶然できるものではなく、意識して“つくる”ものです。例えば以下のような時間、あなたの1日にもありませんか?

  • 登校中の電車・バスの中(15〜30分)
  • 授業の5分前、休み時間(5分×5回=25分)
  • 夕食のあと、寝る前のだらだらスマホ時間(30分)
  • 風呂の中、ドライヤー中、トイレの中(5〜10分)

これらを合計すると、毎日1〜2時間近くになる人も多いはず。まとまった2時間を勉強に使おうとするとハードルが高く感じますが、10分や15分なら、案外すぐに取り組めます。しかも、積み重ねれば立派な学習時間。これを味方にしない手はありません。


スキマ時間に向いている勉強の特徴

スキマ時間は集中力が続きにくく、場所も限られるため、やるべき勉強を選ぶことが重要です。おすすめは以下のような「短時間・低負荷・繰り返し型」の学習です!

  • 英単語・古文単語・漢字の暗記
  • 社会や理科の用語確認(アプリや一問一答)
  • 数学の公式チェック・例題1問だけ解く
  • 英語の音読(リスニング教材を活用)
  • 直前授業の復習 or 次の授業の予習

スキマ時間では「新しいことを理解する」よりも、「思い出す」「確認する」系の学習が向いています。記憶は短期間に何度も触れることで定着しやすくなるため、むしろスキマ時間との相性は抜群なんです。

だらだら

スキマ時間でおすすめの学習アイテム

持ち運びやすく、短時間で使えるアイテムをいくつか紹介します!

単語帳アプリ(スマホ)

  • 『mikan』(英単語)
  • 『ターゲットの友』『英熟語ターゲット』など公式連動アプリ
  • 『古文単語ゴロゴ』『漢検アプリ』

ちょっとした待ち時間でもポチポチ進められて、テンポも早くてやる気が出やすいです。通知機能を使えば、忘れずに習慣化できます。

紙の単語帳や一問一答

「やっぱり紙派!」という人は、薄い単語帳やまとめノートを常に持ち歩きましょう。スマホと違って集中を妨げる通知がないのもメリットです。

耳から学ぶ音声教材

  • 英語のリスニング(教科書準拠CDやYouTube)
  • 日本史・世界史の講義音声(YouTubeやスタディサプリ)
  • 数学の語り解説(意外とある)

通学中、家事中、移動中に“ながら学習”ができるのは音声の強み。暗記にも復習にもぴったりです。


「やらない理由」を潰す工夫をしよう

スキマ時間を勉強に使おうと思っても、ついスマホをいじったり、ボーッとしたりしてしまう…それ、普通です。

でも、それを乗り越えるための工夫をいくつか紹介します。

スマホのホーム画面を「勉強専用」にする

英単語アプリや学習タイマーだけをホームに置き、SNSや動画アプリは2ページ目以降へ。無意識に開くアプリを変えるだけで、使い方が変わります。

「1分だけやる」ルールを作る

やる気がなくても、「1分だけ英単語帳を見よう」と決めれば始めやすくなります。不思議と1分やっているうちに、5分、10分と続けてしまうことも多いです。

スキマ時間の“予定”を書いておく

「通学中→英単語30語」「昼休み→古文単語」「帰宅後→小テストの直し」など、あらかじめスキマ時間の使い方を予定に組み込んでおくと、行動に移しやすくなります。

スキマ時間を“当たり前”にするための3ステップ

スキマ時間を有効活用しようとしても、「今日もなんとなくダラダラしちゃった…」「三日坊主で終わった…」という経験、誰しも一度はあると思います。だからこそ大事なのは、スキマ時間の活用を“習慣”にすること。ここでは、自然に勉強を続けられるようになるための3ステップをご紹介します!

ステップ1:「やること」を“固定化”する

毎回「何やろうかな…」と考えていると、迷っているうちに時間が終わってしまいます。そこでおすすめなのが、「スキマ時間=これをやる」と決めてしまうことです。

  • 通学中は→英単語アプリ10分
  • 朝の準備中は→英語音声を聞く
  • 休み時間は→前の授業の復習メモを見直す

このように時間帯やシーンごとに“ルーティン”を作ると、「考える時間」が減って行動に移しやすくなります。さらに、それが続いていくと自然と習慣になり、気がつけば“やらないと落ち着かない”感覚すら出てきます。

ステップ2:できたことを“見える化”する

人間は「できたこと」が目に見えると達成感を感じやすく、それがモチベーションにつながります。そこで、スキマ時間にやったことを簡単に記録するのがおすすめです!

たとえば、

  • 勉強したアプリのスクリーンショットを保存
  • 単語帳にチェックマークをつける
  • ノートのすみに「◯月◯日:単語50語」とメモ
  • カレンダーにシールを貼る(子どもっぽいけど効果あり!)

こんなちょっとした工夫でも、「自分、ちゃんとやってるじゃん」と実感できて、継続しやすくなります。

ステップ3:「できない日」も前提にしておく

毎日必ずスキマ時間を完璧に使おうとすると、逆にプレッシャーになって続きません。だからこそ、「できない日があってもOK」「7割できれば合格!」というくらいの気持ちで臨むのがコツです。

とくに忙しい日や体調がすぐれない日もあります。そんな日は、アプリを1分開くだけ、単語を3語だけ確認するだけでもOK。ゼロにしないことが習慣維持の最大のポイントです。


スキマ時間は、「時間がないから勉強できない」を覆す大きなチャンスです。そして、その時間を活かす力は、一朝一夕で身につくものではありません。だからこそ、少しずつ・毎日・無理なく続けることが何よりも大切です。

あなたにとって“無駄だと思っていた時間”が、“いつの間にか力になっていた”と感じられる日が、きっと来ます。それを信じて、まずは今日のスキマ時間、1回分から始めてみてください。未来のあなたが、きっとその一歩を喜んでくれるはずです!


スキマ時間の活用で得られる副次的メリット

スキマ時間をうまく使えるようになると、勉強以外にもメリットが出てきます。

  • 自己管理能力が身につく
  • 「何もしなかった…」という後悔が減る
  • 時間の使い方にメリハリが出る
  • 短時間でも集中する力がつく

スキマ時間を制することは、つまり「時間の使い方そのもの」を上手にすること。これは受験だけでなく、将来のあらゆる場面でも武器になります。


最後に:少しの積み重ねが、大きな差になる

「15分のスキマ時間なんて意味ないでしょ」と思うかもしれません。でも、たとえば1日30分でも、1週間で3.5時間、1ヶ月で14時間、半年で84時間にもなります!
しかも、これは“今まで特に何もしていなかった時間”を使っているだけ。新しく時間をつくる必要がないから、精神的な負担も少なくて済みます。

そして何より、スキマ時間を活かしている人は、勉強に対して「継続している実感」を持ちやすくなります。モチベーションを保つには、この「日々の小さな前進」がとても大切なんです。

また東大寺子屋では、あなたの生活リズムや学習スタイルに合わせた個別指導を行っています。スキマ時間の使い方も、あなたにぴったりの方法を一緒に考えます。

「効率的に勉強したい」「合格の可能性を少しでも高めたい」
そう思ったら、ぜひ一度、話をしてみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

自信があるから合格保証!

東大寺子屋で勉強計画の見直しをしよう!

講師は全員現役東大生!学習に関するお悩み毎はお気軽にご相談下さい。

お電話のお問い合わせはこちら
TEL:0480-47-0966
お電話での受付時間:9:00〜18:00 (水曜定休)
※お電話がつながらない場合は、080-1144-0153までおかけ直しください。


この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

自信があるから合格保証 東大寺子屋
目次