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現役東大生が教える!夏休み明けの勉強法──リズムを取り戻し、秋以降に伸びる人になるために

長い夏休みが終わると、「思うように勉強が進まなかった」「リズムが崩れてやる気が出ない」と感じる人も少なくありません。しかし、夏休み明けの9月以降は受験生にとって本当の勝負の始まり。ここでいかに効率よく勉強の流れを作れるかが、秋以降の成績の伸びを左右します。

そこでこの記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、夏休み明けから勉強のリズムを整え、成績をグッと引き上げる方法を紹介します!

目次

夏休みの成果を振り返ることから始めよう

まずやってほしいのは「夏休みに何をできたのか、できなかったのか」を客観的に振り返ることです。

  • 予定通り進んだ参考書・問題集は何か
  • 思ったより進まなかった科目・単元はどこか
  • 模試や過去問で得られた気づきは何か

これらを紙に書き出して整理すると、9月以降に何を重点的に取り組むべきかが明確になります。振り返りをせずに「とにかく勉強しなきゃ」と焦ると、結局どの科目も中途半端になりがちです!


生活リズムを立て直す

夏休み中に夜型の生活になっていた人は要注意です。学校が再開すると朝から授業が始まります。眠気のせいで授業に集中できないと、1日の効率が大きく下がってしまいます!

  • 起床・就寝時間を固定する
  • 学校がある日の生活をシミュレーションする
  • 夕方以降の「だらけ時間」を減らす

これらを意識するだけで、1日の勉強の質が大きく変わります。秋以降に「体力が続かない」「眠くて勉強できない」という悩みを抱える人は、生活リズムを軽視していたケースが多いです。


夏休み明けの勉強の優先順位を決める

9月から受験までの期間は、意外と短いです。だからこそ、勉強に優先順位をつけることが重要になります。

  • 苦手科目の克服を優先するのか
  • 得意科目をさらに伸ばして得点源にするのか
  • 共通テストに重きを置くのか、二次試験対策を始めるのか

志望校や現状の成績によって最適な戦略は異なります。模試の結果や学校の先生のアドバイスを参考にしながら、9月以降の「戦略表」を作ると効果的です。


夏休み明けにおすすめの勉強法

  • 基礎の総点検
    夏に頑張って詰め込んだ知識は、思った以上に忘れているものです。英単語や古文単語、数学の公式など「覚えたつもり」の基礎を一度洗い直しましょう。
  • 模試を活用した復習
    夏に受けた模試の解き直しを徹底することが、秋以降の成績アップにつながります。模試は「弱点が明らかになる貴重なデータ」です。解き直しノートを作るのもおすすめです。
  • 過去問演習の導入
    国公立志望なら共通テストの過去問を、私立志望なら大学ごとの問題を少しずつ触れ始めましょう。最初から本格的にやる必要はありませんが、「自分の志望校の出題傾向を知る」という目的で取り組むと効果的です。

夏休み明けの弱点補強は「一点集中」で取り組む

夏休みの学習を振り返ると、多くの受験生が「やったはずなのに定着していない」と感じる単元が見つかります。特に数学の典型問題、英語長文の精読力、日本史や世界史の細かな知識などは、一度やったからといって完全に身につくわけではありません。ここで重要なのは「弱点の洗い出し」と「優先度の高い弱点から潰す」という2つの流れです!!

弱点補強は、闇雲に全範囲を見直すのではなく、「模試や演習で明らかになった苦手単元」に焦点を当てることが効率的です。例えば、英語の長文読解で毎回時間が足りない人は、単語暗記に戻るのではなく「段落ごとの要旨把握」や「設問形式の傾向」を分析するほうが効果的です。数学なら「解法を知っているけれどスピードが遅い」問題に的を絞って演習する、といった具合です。

さらに、弱点補強には「短期集中」が有効です。1か月間は徹底的にその単元に取り組む、と決めることで、克服の実感が得やすくなります。「あれもこれも」と手を広げすぎると結局どれも改善しないまま秋を迎えてしまいます。弱点克服の優先順位を決めるために、模試や学校のテストを利用してデータを整理し、「ここさえできれば偏差値が伸びる」というポイントを見つけ出しましょう。


夏休み明けに必要なのは「復習と演習のバランス」

9月以降の勉強で大切なのは、インプット中心の夏から「復習と演習の両立」に切り替えることです。夏に新しい知識や解法を大量にインプットした人も多いはずですが、それをアウトプットできなければ実際の試験では点につながりません・・・!

ここでおすすめなのが「復習3:演習7」の比率です。基礎事項を毎日短時間で振り返りつつ、演習問題を解きながら知識を定着させていきます。例えば、英単語や古文単語は朝・夜に10分ずつ確認する。数学の公式は例題を毎日数問ずつ解き直す。こうした「習慣化された復習」を続けることで、知識が抜け落ちるのを防げます。

一方で、時間の大半は演習に使うべきです。実際の入試問題形式や模試の形式に触れることで、「解けるかどうか」だけでなく「制限時間内に解けるか」まで確認できます。夏休み明けからは、演習問題を使ってアウトプット力を鍛えることが秋以降の成績アップに直結します。

さらに大切なのは「復習の質」を高めることです。解けなかった問題を赤で答えを書き写すだけでは意味がありません。解説を読み込み、自分がどこでつまずいたのかを明確にすることが大事です。「計算力不足なのか」「解法を思い出せなかったのか」「文章の読み取りを誤ったのか」を分析すれば、次に同じミスを繰り返さない勉強ができます。


夏休み明けからのモチベーション管理法

夏休み後に勉強のリズムを立て直すうえで、意外と軽視されがちなのが「モチベーションの維持」です。9月以降は模試が増え、学校行事や課題も重なり、精神的に疲れやすい時期でもあります。この時期にやる気が切れてしまうと、秋以降に勉強量を確保できず、実力が伸びにくくなります。

モチベーションを保つための第一歩は「小さな達成感を積み重ねること」です。例えば「今日中に英単語100個覚える」「世界史の一章分を完璧にする」といった短期目標を決めて、それを達成するごとにチェックリストに印をつける。この積み重ねが自信につながり、継続の力になります。

また、「自分の努力を見える化」するのも効果的です。勉強時間をアプリで記録したり、解いた問題集のページ数をノートに書き残したりするだけで、「これだけ積み上げた」という実感が得られます。この実感が、不安や焦りに負けそうなときの支えになります。

さらに大切なのは「息抜きを計画的に入れること」です。1日中勉強を詰め込み続けると必ず集中力が切れます。週に1度は友達と話す時間を設ける、軽い運動をする、好きな音楽を聴くなど、リフレッシュを習慣にすることで長期的に勉強を続けられます。

最後に、モチベーションは「環境」によっても左右されます。図書館や自習室など集中しやすい場所を確保する、同じ志望校を目指す仲間と情報交換する、といった工夫が「やらなきゃ」という気持ちを自然に引き出してくれます。夏休み明けのこの時期に、勉強環境を見直してみるのもおすすめです!


秋から伸びる人と伸びない人の違い

夏休み明けから大きく伸びる人の特徴は、やるべきことを絞り込んで着実に積み上げる点にあります。一方、伸び悩む人は「全部やらなきゃ」と焦って、結局どれも中途半端になりがちです!

  • 優先順位を明確にし、日々の学習計画に落とし込む
  • 復習を徹底し、弱点を一つずつ潰していく
  • 「できること」を増やして自信につなげる

この3点を意識することで、秋以降の勉強がぐっと安定します。


まとめ

夏休み明けの勉強は、「振り返り」「生活リズム」「優先順位付け」がカギです!ここで立て直しを図れるかどうかで、秋以降の成績の伸びは大きく変わります。焦らず、でも確実にやるべきことを進めていきましょう。

また夏以降の勉強計画が不安…、このままで合格できるか分からない,,,という人は、ぜひ東大寺子屋を活用してください!現役東大生講師陣があなたに寄り添いサポートします。興味がある方はまずお気軽にお問い合わせください!

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対象学年:小学生、中学生、高校生、既卒生
※自習室校舎は中学生以上となります。予めご了承下さい。


この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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