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現役東大生が教える!夏休み勉強できなかった…そこからどう立て直す?

夏休みが終わるころ、多くの受験生が「思ったより勉強できなかった」「計画倒れで終わってしまった」と感じます。長期休みはチャンスであると同時に、時間を持て余してしまいがちで、気づけば部活や遊び、生活リズムの乱れで予定通りに進まなかったという声も少なくありません・・・!

しかし、大事なのは「できなかったこと」を悔やむことではなく、「これからどう立て直すか」です!受験本番までの時間は限られていますが、9月以降の行動次第で逆転は十分可能です。ここでは現役東大生ライターの「けんけん」が、夏休みを思うように活用できなかった人に向けて、具体的な勉強の立て直し方を紹介します!


目次

反省よりも「現状の棚卸し」を優先する

夏休みに勉強できなかった人がまずやるべきことは、反省よりも「現状の把握」です。どの科目のどの分野が手つかずだったのか、どの教材が中途半端に終わっているのかをリスト化しましょう。ここを明確にせずに「これから頑張るぞ」と意気込んでも、また同じ失敗を繰り返してしまいます!

例えば、数学なら「数列の基礎問題がまだ曖昧」、英語なら「単語帳が半分しか覚えられていない」、日本史なら「通史が途中までしか終わっていない」といった具合に、できなかったことを具体的に言語化します。これは自分を責めるためではなく、これからの勉強を効率よくするために必要な作業です。


勉強量を「短期計画」で取り戻す

長期の夏休み計画が崩れてしまった人は、これからは「短期計画」で勉強量を確保するのがおすすめです。例えば「1週間で古文単語を200個覚える」「2週間で数列の基本問題をやり直す」といったように、小さなゴールを積み上げていく方法です!

ポイントは「期限」と「具体的な量」を設定することです。「頑張って暗記する」ではなく「毎日30分、単語50個」というように数値化すると、進捗が明確になり、達成感も得やすくなります。また、計画が短期であればあるほど修正も簡単で、途中で崩れてしまうリスクも減ります。


生活リズムを受験モードに切り替える

夏休みで勉強できなかった原因のひとつに「生活リズムの乱れ」があります。夜更かしや昼まで寝る習慣が残ったままでは、集中力が続かず勉強の効率も上がりません。9月以降は本番を意識して、朝型の生活に切り替えることが重要です。

具体的には、学校がある日と同じ時間に起きて、午前中から勉強を始める習慣を作ることです。受験本番の試験開始は午前中ですから、朝から頭を働かせる訓練をしておくことが実力発揮につながります!


模試を活用して「今の力」を確認する

夏休みを十分に活かせなかった人にとって、模試は「今からどれくらい伸びる余地があるのか」を確認できる絶好の機会です。結果が悪かったとしても、それは「今の自分の立ち位置」を知る手がかりにすぎません。模試後は必ず解き直しをして、できなかった単元を次の勉強計画に組み込みましょう。

特に秋以降の模試は、入試本番のシミュレーションとして重要です。「時間配分がうまくいかない」「マークの見直しでミスした」などの実践的な課題も、この時期に修正しておくことが大切です。

勉強を再開するときの「最初の一歩」をどう踏み出すか

夏休みを十分に活かせなかった人が一番つまずきやすいのは、「勉強を再開するときの最初の一歩」です。計画が崩れた経験や「自分は怠けてしまった」という後悔の気持ちが、次の行動を止めてしまうことが多いのです。しかし、この最初の一歩を軽くする工夫をすれば、驚くほどスムーズに勉強習慣を取り戻せます。

おすすめは「小さな成功体験」を意図的に作ることです。例えば、英単語を10個だけ覚える、数学の基礎問題を1問だけ解くといった具合です。重要なのは「勉強を始める」ハードルを極限まで下げること。やり始めてしまえば勢いがつき、気づけば30分、1時間と集中できているケースも少なくありません。

また、スタートにおすすめなのが「復習」です。新しいことを学ぶよりも、過去に取り組んだ内容を見直す方が心理的に軽く、理解も早いので自信につながりやすいからです。夏休み中に触れたけれど曖昧になっている単元を一度整理することで、「思ったより覚えていた」「ここは忘れていた」と手応えと課題の両方を確認できます。

このように「最初の一歩」を小さく設定することが、夏休み後の立て直しをスムーズにするカギなのです!


「優先順位の見直し」で効率を最大化する

夏休みを勉強に活かせなかった人にとって、最も大切なのは「優先順位の見直し」です。すべての教科・すべての単元に完璧を求めることは現実的に不可能であり、残された時間で最も得点につながる部分を見極めることが必要です。

まず取り組むべきは「入試頻出分野」や「得点配分の大きい部分」です。例えば共通テストなら英語のリーディング、数学ⅠAの数と式・二次関数、日本史の通史部分など。過去問や模試の出題傾向を確認し、よく出る単元から優先的に学習することで、効率的に点数を積み重ねられます。

さらに、「自分の得意・不得意」のバランスを考えることも重要です。得意科目は短期間でも点数が上がりやすいため、さらに伸ばすことで合計点を底上げできます。一方、不得意科目は「基礎部分の取りこぼし」をなくすことに重点を置くのがおすすめです。例えば英語が苦手でも、基礎文法と頻出単語を固めるだけで、長文問題の理解度が大きく変わります。

優先順位を決める際には「すぐ結果につながる部分」と「最低限落とせない部分」を区別し、それ以外は思い切って後回しにする勇気も必要です。限られた時間を有効に使うには、選択と集中が欠かせません!

だらだら

気持ちを切り替える「メンタルリセット法」

夏休みに勉強できなかったことを悔やみすぎると、メンタル面で負のスパイラルに陥ってしまいます。「やらなきゃ」と焦る気持ちがあるのに行動できず、さらに自己嫌悪に陥る…この状態を放置すると、勉強習慣を立て直すのが難しくなってしまいます。

そこで大切なのが「メンタルのリセット」です。ポイントは「過去の失敗を区切りとして受け入れる」こと。具体的には、ノートや日記に「夏休みはできなかったけれど、これからこうする」と書き出すのがおすすめです。文字にすることで気持ちを整理でき、過去の自分と未来の自分を切り分けられるようになります。

また、環境を変えることも効果的です。自宅で気が散ってしまうなら図書館や自習室を利用する、机の上を片付けてリセット感を出すといった小さな変化で、「新しいスタート」を意識できます。

さらに、モチベーションを高めるために「短期的なご褒美」を設定するのもおすすめです。1週間頑張ったら好きな映画を見る、友達と遊ぶといった形で、自分を追い詰めすぎないバランスが重要です。

勉強は長期戦です。だからこそ、心を切り替える技術を身につけることが、夏休み後の立て直しに大きな意味を持ちます!


まとめ:これからの行動次第で十分に取り返せる

夏休みを勉強に使えなかったからといって、受験が終わったわけではありません。むしろ、ここからの巻き返しが合否を大きく左右します。ポイントは「できなかったことを正しく把握し、短期的な計画で潰していく」こと。そして「生活リズムを整えて集中力を高める」ことです!

失敗を過去のものとして受け入れ、未来の行動にエネルギーを注ぐことができれば、秋から冬にかけて大きな成長を遂げることができます。

また、夏休み以降どうやって勉強したらいいか分からない・・・、どうしても苦手科目が克服できない・・・など悩みを持つ方はぜひ東大寺子屋を活用してください!現役東大生講師陣があなたに寄り添いサポートします。興味がある方はまずお気軽にお問い合わせください!

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対象学年:小学生、中学生、高校生、既卒生
※自習室校舎は中学生以上となります。予めご了承下さい。


この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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