受験対策 新高3生向け完全ガイド:現役東大生が教える今から始める成功へのロードマップ

受験対策 新高3生
目次

はじめに

高校2年生が終わり、新たに高校3年生になる皆さんにとって、これからの1年間は人生の中でも特に重要な時期となります。大学受験が現実味を帯びてくる今、「何をすればいいのか」「どのように勉強を進めればいいのか」と不安を感じている人も多いでしょう。

この記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、新高3生が受験対策を効率的に進めるための具体的なスケジュールや学習法、心構えについて詳しく解説します!

私もこれから高校3年生になるという時期には、大した受験対策もせず、受験に漠然としたイメージしか持っていないことに危機感を覚えていました。しかし、4月から計画性を持って、本腰を入れ取り組むことで志望校に合格することが出来ました!

これを読めば、受験に向けて何をすべきかが明確になり、スムーズなスタートを切れるはずです。

受験対策のスタートライン:新高3生の春にやるべきこと

受験の全体像を把握する

まず、受験のスケジュールと必要な科目を確認しましょう。

  • 一般選抜(共通テスト+二次試験)
  • 推薦入試(総合型・学校推薦型)
  • 私立大学の個別試験

自分がどの方式で受験するのかを明確にし、それに向けた対策を早めに開始することが重要です!

志望校と目標を明確にする

志望校が決まっていないと、学習の方向性が定まりません。以下のポイントを考慮しながら、第一志望を明確にしましょう。

  • 偏差値と合格最低点:過去の合格ラインを確認
  • 試験科目:受験に必要な科目を把握
  • 入試方式:一般受験か推薦入試か

決まらない場合は、仮の志望校を設定し、それに合わせた勉強を始めるのが得策です。

現在の学力を把握する

私はペースメーカーとして模試の結果を参考にしていました。みなさんも春の時点で模試を受けたり、過去問を解いたりして、自分の学力を正確に把握しましょう!

これにより、得意科目と苦手科目を明確にし、効率的な勉強計画を立てられます。

受験対策 新高3生

受験勉強の具体的な進め方

1日の学習スケジュールを立てる

新高3生にとって、計画的な学習が成功のカギを握ります。以下のような1日のスケジュールを参考にしてください。

時間帯学習内容
6:30 – 7:00英単語・古文単語の暗記
8:00 – 16:00学校の授業(しっかり聞く)
17:00 – 19:00予習・復習(学校の授業内容)
19:00 – 21:00受験対策(苦手科目の克服)
21:30 – 22:00共通テスト対策・問題演習
22:30 – 23:00単語・知識系科目の暗記

しかし以上のスケジュールはあくまで参考ですし、このようなハードなスケジュールを4月からこなすことは難しいと思います。私は部活動にも取り組みながら隙間時間で勉強をしていた時期もありました。

学校の授業などと受験勉強を両立させながら、自分に合った無理のない計画を立てましょう!

教科別勉強法

英語

英語の学習では、毎日英単語を覚えることが重要です。

1日30語を目標にして、反復して学習しましょう。また、長文読解の演習を増やし、共通テストや志望校の過去問を活用して読むスピードを上げる練習を行います。リスニング対策としては、英語ニュースや英検の教材を活用し、耳を慣らすことが大切です。

数学

数学は基礎の徹底が成功の鍵を握ります。教科書の例題や基本問題を繰り返し解き、確実に理解しましょう。

共通テスト対策と二次試験対策を並行し、問題集を使い分けることで実戦力を養います。また、計算ミスを減らすために、途中式を丁寧に書く習慣をつけましょう。

国語

国語は、現代文の読解力を高めるために毎日1題読む習慣をつけることが大切です。

古文・漢文に関しては、単語と文法の徹底復習を行い、基本を確実に押さえましょう。さらに、共通テスト形式の問題に慣れるために、実践問題を繰り返し解くことも必要です。

理科・社会

理科・社会の学習では、インプットとアウトプットをバランスよく行うことが重要です。単なる暗記ではなく、知識を活用できるように演習を交えながら勉強しましょう。

また、用語を単独で覚えるのではなく、流れや背景を理解することが効果的です。過去問を活用しながら、問題の形式に慣れておくことも大切です。

効率的な学習法とモチベーション維持のコツ

勉強の質を高める方法

勉強の質を向上させるためには、単に時間を費やすだけではなく、効率的に学習する方法を取り入れることが重要です。

アクティブリコール(積極的に思い出す勉強法)
アクティブリコールは、学んだ内容を積極的に思い出すことによって記憶を定着させる方法です。単に読み返すのではなく、問題を解く際に自分で考えて答えを引き出すことが大切です。例えば、教科書を読んだ後、その内容を他人に教えるつもりで説明してみると、記憶がより強固になります。この方法を活用することで、理解が深まり、試験本番で役立つ力が身につきます。

ポモドーロ・テクニック(25分勉強+5分休憩)
長時間勉強を続けると集中力が低下し、効率が悪くなります。ポモドーロ・テクニックは、勉強を25分間のセッションに分け、その後に5分間の休憩を取る方法です。この繰り返しによって、集中力を維持しながら学習を進めることができます。長時間勉強を続けるよりも短時間で集中した方が効率的に学べるため、試験勉強にもぴったりの方法です。

勉強の記録をつける
自分の進捗を記録することは、モチベーションを維持するためにも非常に有効です。例えば、日々の学習時間や解いた問題数を記録することで、目に見える形で成果が確認できます。達成感を味わうことができ、継続的に勉強を続けやすくなります。記録をつけることで、自分の弱点や改善点にも気づきやすくなります。

環境を整える
学習においては、勉強環境も大切です。周りに気を散らすものが多いと、集中力が低下してしまいます。静かな場所で、必要最低限の道具だけを揃えた環境を作ることが重要です。また、スマホやSNSの通知が気になる場合は、勉強中は通知をオフにするなど、外的な誘惑を排除することも効果的です。

休憩の質を高める
休憩時間も重要です。5分の休憩時間を無駄に過ごすのではなく、軽い運動をしたり、深呼吸をしてリラックスしたりすることで、リフレッシュできます。特に、長時間座っていると血行が悪くなり、集中力が低下しますので、こまめに立ち上がって体を動かすことが大切です。また、昼寝や仮眠も有効で、30分程度の仮眠を取ると、脳がリフレッシュされて集中力が高まります。

モチベーションを維持する方法

受験勉強は長期間にわたるため、モチベーションを維持することが非常に重要です。効率的な勉強法だけでなく、モチベーションを保つ工夫も必要です。

合格後の自分を想像する
目標に向かって勉強を進めるためには、「なぜ頑張っているのか」を明確にすることが重要です。合格後にどんな大学生活を送りたいのか、どんなキャリアを築きたいのかをイメージすることで、モチベーションが高まります。例えば、志望校のキャンパスライフを具体的に想像したり、将来の夢を思い描いたりすることで、自分の目標に対する意識が強化されます。

小さな目標を設定し、達成感を味わう
受験勉強を続けるためには、大きな目標だけではなく、日々の小さな目標を設定することが有効です。例えば、模試で偏差値を2アップさせることや、1週間で苦手科目を1つ克服することなど、達成可能な目標を設定し、それを達成するごとに自信をつけることが大切です。達成感を味わうことで、次の目標に向かって頑張るエネルギーが湧いてきます。

同じ目標を持つ仲間と励まし合う
受験勉強を1人で続けるのは大変ですが、同じ目標を持つ仲間がいると、励まし合いながら進めるので心強いです。友人と一緒に勉強することで、刺激を受けたり、情報交換をすることができます。また、勉強の進捗をお互いに報告し合うことで、意識が高まり、モチベーションを維持しやすくなります。

息抜きの時間を確保する
休憩を取ることも勉強の一環として重要です。勉強ばかりでは疲れてしまうため、息抜きの時間を確保してリフレッシュすることが必要です。趣味や好きなことに時間を使うことで、気分転換ができ、また新たな気持ちで勉強に取り組むことができます。適度な休息は長期的な受験勉強を成功させるためには欠かせません。

まとめ

受験は長期戦であり、計画的に学習を進めることが成功の鍵となります。まず、受験の全体像を把握し、自分の志望校や受験方式を明確にしましょう。

次に、現在の学力を正確に把握し、効率的な勉強計画を立てることが重要です。日々の学習では、基礎を徹底し、得意科目を伸ばしながら苦手科目を克服していく必要があります。効率的な勉強法を取り入れながら、集中力を高める工夫を行いましょう。また、受験勉強は精神的にも負担が大きいため、適度な休憩やリフレッシュも欠かせません。

最後に、受験直前期には過去問演習を中心に学習し、本番の時間に合わせた模試を受けることで、試験本番のシミュレーションを行います。合格への道は努力の積み重ねです。最後まで諦めず、自分の夢に向かって全力で取り組みましょう!

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この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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