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高校選び、何から始める?現役東大生が教える志望校の決め方完全ガイド

中学生にとって、高校選びは人生の大きな分岐点。学力や偏差値だけでなく、部活や進学実績、通学距離や校風など、考えるべきことがたくさんあります。
そこでこの記事では、現役東大生ライターの「けんけん」が「志望校をどうやって選べばいいの?」という悩みに対し、段階を追ってわかりやすく解説していきます!高校受験を控える中学生とそのご家族の参考になれば幸いです!

目次

なぜ「志望校」を早めに決めた方がいいの?

ゴールがあるから努力できる

勉強のやる気が出ない…。そんなとき、明確な「行きたい高校」があるだけで、勉強の姿勢は大きく変わります!
具体的な偏差値や出題傾向、必要な内申点などが見えると、「このくらいの点数が取れるようになろう」と逆算型の学習が可能になります。

受験対策の効率が上がる

志望校によって入試傾向や科目配点が異なるため、対策方法も変わります。早くから志望校を決めておけば、ムダのない勉強計画が立てられます。たとえば、英語の記述問題が多い学校と、選択肢中心の学校では、日々の学習スタイルも変わります。


志望校を選ぶときに見るべき7つのポイント

志望校を選ぶとき、「偏差値」だけで判断してしまう人も多いですが、それだけでは不十分です。以下の7つの観点をバランスよく見ましょう!

① 偏差値・学力とのマッチング

まず基本となるのが、自分の学力とのバランス。
「今の自分にはちょっと難しいかも…」という学校も、数か月あれば追いつける可能性があります。逆に、余裕で合格できそうな学校ばかりを選んでしまうと、モチベーションが続きにくくなります。

② 通学時間・交通手段

毎日通う場所だからこそ、無理のない距離かどうかは非常に重要です。
電車で1時間以上かかる学校だと、朝早く起きる必要があり、疲れもたまりやすくなります。
部活で遅くなった日や悪天候時のことも考えて、実際にルートを調べてみましょう。

③ 校風・雰囲気

「自由な校風」「規律重視」など、学校の雰囲気はさまざまです。
実際に学校見学や説明会に行って、生徒の様子や先生との距離感、服装の自由度などを確認してみるのがおすすめです。

④ 部活動の充実度

運動部が強い学校、文化系に力を入れている学校、それぞれに特色があります。
たとえば「サッカーの強豪校に行きたい」など、部活重視型の進路選びも立派な軸になります。

⑤ 進路・大学進学実績

高校卒業後の進路も見ておきましょう。
将来大学進学を目指すなら、進学指導の実績があるかどうかは重要なチェックポイント。指定校推薦枠が多い学校や、国公立大学への合格実績があるかどうかも参考になります!

⑥ 授業内容・教育方針

英語教育が強い学校や、探究学習を積極的に取り入れている学校、ICT教育を導入している学校など、授業内容の違いにも注目です。
将来のキャリアに直結する学びがあるかどうかも見ておくとよいでしょう。

⑦ 学費・設備・私立と公立の違い

私立高校の場合、授業料や施設費などの負担がある一方で、独自のカリキュラムや設備の充実度が魅力です。
経済面を含めて家庭でしっかり話し合うことが大切です。


【実体験に学ぶ】志望校の決め手はここだった!

実際の中学生や保護者の声から、「志望校を決めたきっかけ」を紹介します!

◆ ケース①:偏差値は届かないけど、どうしても行きたい!

中学2年の終わり頃、「文化祭がすごく楽しそう!」と憧れた都内の高校。偏差値は自分より5以上上でしたが、毎日勉強を頑張り、内申点を稼ぐために提出物や授業態度にも気をつけて、最終的に合格できたそうです。

◆ ケース②:部活をきっかけに学校見学へ

サッカー部が有名な高校に見学に行ったことで、校舎の雰囲気や先輩たちの姿勢に惹かれ、「ここに入りたい!」という気持ちが芽生えたという声も。部活を軸に選ぶのも、実はとても自然な選択です!


親子で意見が食い違うときはどうする?

話し合いのタイミングを工夫しよう

「本人は自由な校風を望んでいるのに、親は進学実績を重視している」
よくあるケースですが、大切なのはお互いの希望を“否定せず”に話し合うことです。
学校説明会に一緒に行くなどして、客観的な情報をもとに歩み寄るのが有効です。

受験は“家庭全体”のプロジェクト

お弁当作りや交通費など、家族の協力が必要な部分も多いため、家族で共通認識を持っておくことは大切です。受験が始まる前から、家族でしっかり話せる時間をつくりましょう。

志望校選びの第一歩は「自分を知ること」から

目標や性格に合った学校選びがカギ

高校選びに迷ったら、まずやるべきことは「自分をよく知る」ことです。たとえば、「大学進学を見据えて、勉強に集中できる環境が欲しい」という人と、「部活動や行事を思いっきり楽しみたい」という人とでは、理想とする学校のスタイルは大きく異なります。

公立・私立の違いや、共学・別学、進学指導型・総合学科など、学校にはそれぞれの特色があります。「なんとなく偏差値が高いから」ではなく、「自分の性格や目標に合っているかどうか」という視点がとても重要です。

具体的に自分を分析してみよう

自分を知るには、次のような質問を自分に投げかけてみるのが効果的です!

  • 自分の得意科目・苦手科目は?
  • 集団の中で活躍するのが好き? それとも黙々と取り組むほうが落ち着く?
  • 高校生活で一番大事にしたいことは?(例:進学、部活、友人関係)

自分の考えを整理することで、「この学校は自分に向いている」「ここでは本気で頑張れそうだ」と思える学校が自然と見えてきます。自己分析の結果をもとに学校見学や説明会に参加すれば、比較もしやすくなります。

受験対策 新高3生

学校説明会を最大限に活用しよう

ネット情報だけではわからない「リアルな空気感」

パンフレットやWebサイトだけで学校のことを判断するのは危険です。やはり自分の目で見て、空気を感じることが大切です!説明会や体験入学では、授業の雰囲気、生徒の表情、先生の対応など、文字には表れない「リアル」が見えてきます。

「想像よりも厳しそうだった」「意外と生徒がのびのびしていた」など、良い意味でも悪い意味でもギャップを感じることがあります。実際に足を運ぶことで、第一印象だけではわからない“自分に合うかどうか”を見極めやすくなります!

見るべきポイントは「授業」と「人間関係」

体験入学では授業の進め方や生徒の反応をしっかり観察しましょう。例えば、先生が一方的に話しているだけでなく、生徒が積極的に質問していたり、考える時間が取られていたりする授業は、主体的に学ぶ力がつく学校である可能性が高いです!

また、生徒同士の雰囲気や先生との距離感も重要です。「楽しそうにしている生徒が多いか」「先生と生徒が自然に会話しているか」といった点から、人間関係の風通しの良さも読み取れます。

一度の訪問でも得られる情報は多く、志望校選びの判断材料としてとても有効です。自分の目と耳と肌で「ここで学びたい」と感じた学校こそ、本当の第一志望になり得るのです。


志望校は変わっても大丈夫!

中学1年生や2年生の段階では、志望校はまだ“仮”で構いません。実際に多くの生徒が、中3の夏休みや秋に志望校を最終決定しています。

気になる学校はとにかく見に行く!

オープンスクールや文化祭など、実際に学校の雰囲気に触れることで、「ここは合わないかも」「思っていたより良かった!」と感じることが多いもの。気になる高校があれば、積極的に足を運んでみましょう。


まとめ:自分に合った高校を見つけよう

志望校選びは、「未来の自分」を描く作業です。
偏差値や学力だけでなく、自分の価値観や大切にしたいことと向き合い、じっくり選んでいきましょう。最初は悩んで当然。でも、たくさん調べて行動していく中で、きっと「ここだ!」と思える高校に出会えるはずです!

また、東大寺子屋では、生徒一人ひとりの個性や進路希望に寄り添ったアドバイスを行っています。志望校が決まらない、学力とのバランスが不安、内申点が足りるか心配…そんな悩みもお気軽にご相談ください!

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対象学年:小学生、中学生、高校生、既卒生
※自習室校舎は中学生以上となります。予めご了承下さい。


この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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