こんばんは。いよいよ共通テスト前日となりました!調子はいかがでしょうか。
東大寺子屋という塾で講師をしております「みーみー」と申します。今回は、共通テスト前日にしておくべきこと・心構えについて現役東大生が徹底解説したいと思います。私自身の体験談を振り返りながら書いているので、参考になる方もいらっしゃると思います。ぜひ最後までお読みください!
共通テストは、受験生にとって大きな節目となる重要な試験です。当日のパフォーマンスを最大限に発揮するためには、前日をどのように過ごすかが非常に大切です。この記事では、共通テスト前日にやるべきことや注意点を具体的に解説します。焦らず自分を信じ、最高の状態で試験当日を迎えましょう。
共通テスト前日の基本心得
共通テスト前日は、特別なことをする日ではありません。むしろ、これまでの努力を信じて落ち着いて過ごすことが重要です。
自分の努力を信じる
共通テスト直前になると、「もっと勉強しておけばよかった」と不安に感じることがあるかもしれません。しかし、これまで積み重ねてきた努力は確実に力になっています。不安な気持ちにとらわれるより、自分を信じて堂々と試験に臨みましょう。
いくら後悔しても過去を変えることはできません。変えられるのは未来だけです。私も色々と後悔や不安を抱えながら共通テストを受けに行きましたが、最後は今までの自分の苦労や努力を信じるだけでした。
焦らない心を保つ
直前になって新しいことを詰め込もうとすると、かえって混乱する原因になります。前日は復習程度にとどめ、心を落ち着けることに専念しましょう。
十分な休息を取る
体調管理も大切な試験対策の一環です。特に前日は、睡眠不足を避けるためにも早めに就寝するよう心がけましょう。
眠れない時は無理に寝ようとせず、自分の好きなことをしてリラックスするといいと思います。私も緊張して眠れませんでしたが、勉強をやめてリラックスしながら1,2時間過ごしていると、だんだん眠くなってきて、寝ることができました。
共通テスト前日にやるべき準備
前日には、試験当日に向けた準備をしっかりと行いましょう。特に忘れ物がないよう、持ち物のチェックは念入りに行うことが大切です。
必要な持ち物を準備する
共通テスト当日に必要な持ち物は、前日のうちにすべて用意しておきましょう。以下は必ず確認しておきたい持ち物リストです。
以下のものは必須の持ち物ですが、それに加えてぜひお勧めしたいのが「甘い食べ物」と「カイロ」です。共通テストの受験科目が多い人は長時間試験を受けることになり、集中力が切れてきてしまう可能性があるため、チョコやラムネ、グミなど甘い食べ物を持っていくとよいでしょう。
また、会場は暖かいと思いますが、座席の位置によっては窓から寒気が流れ込んでくるかもしれないので、カイロを持っていくなど、防寒対策を万全に行っておくことをお勧めします。
- 受験票:試験会場に入る際に必要です。確認後、透明なファイルに入れておくと安心です。
- 筆記用具:HBまたはBの鉛筆、消しゴム、鉛筆削り(手動式)、定規。
- 時計:携帯電話は使用できないため、アナログまたはデジタル時計を準備しましょう。
- 昼食:試験当日は長時間にわたるため、持参する昼食も重要です。バランスの取れた食事を選びましょう。
- 飲み物:水やお茶など、無糖の飲み物が適しています。
- 防寒具:試験会場が寒い場合に備えて、ひざ掛けやカーディガンを持参するのもおすすめです。
- マスク:感染症対策として必須アイテムです。予備も用意しておくと安心です。
持ち物をリスト化する
持ち物をリスト化して、準備が完了したら一つずつチェックを入れるようにしましょう。この方法で、忘れ物を防ぐことができます。
当日の移動スケジュールを確認する
試験会場へのルートや所要時間を事前に確認しておくことで、当日のトラブルを防げます。可能であれば、試験会場の下見をしておくと安心です。
前日の過ごし方のポイント
共通テスト前日は、適度にリラックスしながら過ごすことが大切です。以下のポイントを意識して、心と体を整えましょう。
軽めの復習をする
前日は、これまでの学習内容を軽く復習する程度にとどめましょう。特に、以下のような内容を確認すると効果的です:
- 間違えた問題の解き直し
- 基本公式や重要事項の最終確認
- 英単語や漢字の軽い復習
ただし、長時間勉強するのは避け、集中力を温存するようにしましょう。
リラックスする時間を作る
緊張をほぐすためには、リラックスする時間を持つことも大切です。音楽を聴いたり、軽いストレッチをしたりして心を落ち着けましょう。深呼吸をすると気持ちが安らぎます。
栄養バランスの良い食事を取る
試験前日は、体調を整えるためにも栄養バランスの良い食事を心がけましょう。特に、以下のような食品がおすすめです:
- 炭水化物:エネルギー源となるご飯やパン
- たんぱく質:魚や鶏肉、大豆製品
- ビタミン類:野菜や果物
脂っこい食べ物や刺激物は避け、胃に優しい食事を心がけましょう。
早めに就寝する
睡眠不足は集中力を低下させる原因になります。試験前日は、いつもより少し早めに就寝するよう心がけましょう。眠れない場合は無理に寝ようとせず、目を閉じて横になっているだけでも体を休める効果があります。
最悪の場合、眠れなくても大丈夫です。1日徹夜したくらいでは死にませんし、むしろ目が冴えて集中力が一時的に上がる可能性もあります。15年間毎日30分睡眠で生活されている方もいらっしゃるので、眠れなかったとしても焦らなくて大丈夫です!
試験当日に向けて心を整える
共通テストの成功は、試験当日の心の持ちようにも大きく左右されます。前日には、ポジティブな気持ちを持つことを意識しましょう。
「できる!」と自分に言い聞かせる
ポジティブな言葉は自信を高めます。「これまで頑張ってきた」「自分ならできる」と自分に言い聞かせることで、前向きな気持ちになれます。
他人と比較しない
試験直前に他の受験生と比較して焦るのは禁物です。自分のペースを保ち、これまでの努力を信じましょう。
東大生でも周りの人を気にしてしまうくらいなので、明日あなたの周りにいる受験生が緊張していないはずがありません。みんな緊張し不安なのは変わらないので、他人と比較しすぎる必要はありません。
緊張を味方にする
緊張は悪いものではありません。適度な緊張は集中力を高める効果があります。「この緊張をうまく使おう」と考えると、ポジティブな気持ちになれます。
まとめ:共通テスト前日は「準備」と「心の安定」が鍵
共通テスト前日は、焦らず冷静に準備を整え、自分を信じることが大切です。以下のポイントを押さえて、万全の状態で試験当日を迎えましょう。
- 必要な持ち物を前日に準備して忘れ物を防ぐ
- 軽い復習をして自信を高める
- リラックスして心身を整える
- 早めに就寝して十分な睡眠を取る
これまでの努力は必ず力になります。焦らず、自分を信じて試験に臨みましょう!共通テストが皆さんにとって良い結果につながることを心より願っています。
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この記事を最後まで読んでくださったあなたに合格という喜びが訪れますように。