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模試でA判定が出たら?現役東大生が教える、合格可能性とこれからの勉強の進め方

ノートの取り方
目次

はじめに

模試の結果が返ってきて、「A判定」が出ると、つい気持ちがゆるんでしまうこともありますよね。
「もう合格間違いなし!」と安心してしまい、そのまま勉強量が減ったり、気が抜けたり。
でも、本当にそれで大丈夫なのでしょうか・・・?

この記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、模試のA判定が示す意味や、本番までにどんなことを意識して勉強を進めていけばいいのかについてお話しします!
また、A判定が出た後も油断せず、しっかりと成績を伸ばしていくためのポイントについても触れていきますので、ぜひ最後まで見てみてください!


模試のA判定って何?

模試のA判定は、一般的に「合格可能性80%以上」と言われています。
つまり、今の実力ならかなり合格に近い状態、ということです。
でも、この判定はあくまで「模試の結果」なので、本番の試験とは少し違うものと考えるのが正しいでしょう。

模試の結果は、受験生全体の中での自分の位置や得点率をもとに算出されています。
ただし、模試によって判定の基準や計算方法は違いますし、模試の問題の傾向と本番の試験の傾向も必ずしも一致しません。

そのため、A判定が出たからと言って、合格が確定したわけではないし、逆に安心しきってしまうのは危険です。
この判定は「現状を把握して、今後の勉強計画を立てる材料」として活用しましょう!

A判定の意味を正しく理解しよう:合格可能性80%の背景

模試でA判定を取ると、多くの受験生が「ほぼ合格間違いなし!」と喜びますが、実際には判定の意味を正しく理解することが大切です。A判定は一般的に「合格可能性80%以上」という数値で示されていますが、これはあくまでも模試の時点での相対評価にすぎません!

模試は、過去の受験生データや志望校の合格者平均点をもとに、現在の自分の得点を比較して算出されます。つまり、模試の受験者層や問題の難易度、科目の配点などによって、判定の厳しさや甘さは変わるのです。たとえば、志望校の受験者数が少ない模試や、標準よりも易しい問題が多かった模試では、A判定が出やすい傾向にあります。

また、本番の試験は模試とは違う出題傾向や形式で行われるため、模試の判定が本番の結果を完全に保証するわけではありません。さらに、試験当日の体調や緊張感、問題の相性なども合否を左右します。

つまり、A判定は現状の学力の高さを示す良い指標ですが、そこに安心しきって勉強を怠るのは危険です。むしろ「合格圏内に入っているからこそ、残りの期間でさらに得点を安定させ、苦手分野をなくす」ことが重要です。こうした意識を持つことで、本番でのミスを減らし、合格可能性を最大化できるんです!


A判定でも油断できない理由

試験の難易度や出題傾向が違う

本番の試験では、模試とは違う問題が出ます。
そのため、今得意な問題が出なければ得点できないこともありますし、逆に苦手な分野が急に出てくることもあります。

模試では標準的な問題が多いですが、本番では難しい問題が混ざることもあります。
この差を埋めるためにも、模試で満点近く取れている人以外は、A判定が出ていても苦手分野を残さないようにしましょう!

直前の勉強時間が合否に直結する

A判定はあくまでも今の時点の実力です。
本番まではまだ時間がありますから、ここからの勉強の質と量が合否を分けることも多いです・・・!

気が抜けて勉強を手抜きしてしまうと、そのまま点数が落ちてしまうこともあります。
だからこそ、A判定が出たら「まだまだ伸ばせるポイントはないか」と自問しながら、勉強を続けることが大切です。

体調管理やメンタルの影響も大きい

試験当日は、体調やメンタルが本来の実力を出せるかどうかに大きく関わります。
どんなに学力が高くても、体調不良や緊張で普段の力を発揮できなければ、結果は変わってしまいます。

だから、学習だけでなく、健康管理やメンタルケアにも気をつける必要があります。


A判定が出た後の勉強の進め方

苦手を完全に克服する

A判定だからといって、苦手を放置するのはよくありません!
むしろ、合格ラインが見えている今こそ苦手科目や苦手分野を重点的に取り組み、弱点をなくしていきましょう。

苦手のまま本番を迎えてしまうと、急な難問や知らない問題に対応できず、得点が大幅に下がってしまうリスクがあります。
効率的な克服のポイントは、

  • 苦手な部分を具体的にリストアップする
  • 基礎から見直す
  • 問題演習を繰り返す

です。模試の結果を分析して、どこで失点が多かったかをチェックすると良いでしょう。

得意科目でさらに差をつける

合格圏に入っている今は、得意科目を伸ばすチャンスでもあります!
満点近くを目指して演習量を増やしたり、より難しい問題に挑戦したりしましょう。

得意科目で差をつけられれば、仮に苦手科目で失点してもカバーできますし、本番での自信にもつながります。

本番形式の演習を重ねる

模試と本番の大きな違いは時間配分や問題の形式です。
特に記述問題や長文読解などは、時間内に解ききる練習が必要です。

過去問や本番に近い問題集を使い、試験時間に合わせて解く練習を積み重ねましょう。
時間配分の感覚をつかむことは、得点アップに直結します。

A判定から合格を確実にするために

A判定を取った後も、合格を確実にするためには以上のように計画的な学習が欠かせません!まずは模試の復習をしっかり行い、自分のミスの原因を分析しましょう。特に苦手科目や部分的に点数が伸び悩んだ分野は、基礎から見直すことが大切です。

例えば英語なら、単語力や文法の穴をチェックし、頻出の文法問題や長文読解のパターンを繰り返し練習します。数学では苦手な公式や問題の解き方を整理し、基本問題から段階的に難問へとレベルアップを図ると良いでしょう。

また、過去問や予想問題を解く際は、実際の試験時間を意識して時間配分を守る練習をしましょう。時間内に問題を解ききる訓練は、得点安定につながります。

さらに、勉強の合間にはリフレッシュや体調管理も忘れずに。規則正しい生活や適度な運動は、集中力や記憶力を高めるのに効果的です。

最後に、得意科目をさらに伸ばすことも戦略の一つ。苦手を克服するだけでなく、得意な科目で高得点を狙うことで、トータルの得点力がアップします。

このように、A判定から合格をつかむには「弱点の克服」「時間管理」「得意科目強化」という3つのポイントをバランス良く進めることが大切です。焦らず計画的に取り組み、最後まで全力を尽くしましょう。


メンタルを保つポイント

目標は合格後のイメージも大事

「合格するぞ!」という目標はもちろん大切ですが、その先にある「大学生活でやりたいこと」「自分の将来像」も意識すると、より勉強に前向きになれます。

漠然と合格を目指すのではなく、具体的な夢や希望があると、つらい時も乗り越えやすいものです!

無理なく休憩も取ろう

集中しすぎて疲れてしまうと、効率は落ちます。
時には気分転換に散歩や趣味の時間を入れたり、睡眠をしっかり取ることも忘れずに。

継続できるペースで勉強を進めることが大事です!


まとめ

模試のA判定は、今の実力がかなり志望校に近いことを示しています。
とはいえ、ここから合格を確実にするためには、気を抜かずに苦手を克服し、得意を伸ばす努力を続けることが大切です!

また、本番の試験では、実力以外にも時間配分やメンタル面も大きく影響します。
模試の判定に一喜一憂せず、しっかり準備を重ねて本番に臨みましょう!


もし勉強の進め方で悩んだら、周りの先生や先輩に相談してみるのもおすすめです。
自分ひとりで抱え込まずに、時にはサポートを受けながら、無理なく計画的に進めていきましょう!

「模試でA判定は出たけど、まだ不安が残る…」
そんな声に応えるのが東大寺子屋の個別指導です。

一人ひとりの模試結果を詳しく分析し、苦手の克服や得意科目の強化に向けて、最適な学習プランを立てます。
また、試験直前の時間配分対策やメンタルケアまで、合格に必要なすべてを総合的にサポートします!

東大寺子屋なら、志望校合格に向けて自信を持って勉強に取り組めますので、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

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対象学年:小学生、中学生、高校生、既卒生
※自習室校舎は中学生以上となります。予めご了承下さい。


この記事を書いた人

学年:東京大学3年
学科:工学部
得意科目:数学・物理
座右の銘:初心忘るべからず
【受験を目指す皆さまへ一言】
勉強に不安を持つ方たちの役に立てるような記事を書けるようがんばります!

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