はじめに:E判定でも合格した人はたくさんいる
模試でE判定を取ってしまった——そんな時、ほとんどの受験生は焦りや不安に押しつぶされそうになります。
「やっぱり無理なのかな……」
「もう志望校、変えた方がいいのかも」
そう思ってしまうのも無理はありません・・・。でも、ちょっと待ってください。E判定は“合否結果”ではなく、“現状の通知表”に過ぎません!
実際、東大や旧帝大、難関私大に合格した生徒の中には、秋の模試でE判定だったにもかかわらず、本番で合格を勝ち取った人が数多く存在します。
この記事では現役東大生ライターの「けんけん」が、「E判定」からどう立て直すか。そして何を変え、どう学べば逆転合格が可能になるのか、東大生の経験やデータも交えて、実践的に解説します!
E判定の正体:これは“今の成績”を測るだけの目安
合格可能性20%未満。でも“本番では関係ない”
模試のE判定は、「現時点の学力」と「他の受験生との相対的な位置」から、合格可能性が20%未満と判断された状態です。
つまり「受かる可能性がゼロ」ではなく、「このまま何も対策しなければ厳しい」という警告でもあります。
大切なのは、模試と本番の違いを理解することです!
模試 | 本番 |
---|---|
時期が早い・準備不足で臨むことが多い | 直前まで対策を重ねて臨む |
時間配分やマーク方式の練習不足が出やすい | 対策を経て得点力が上がる |
判定は他の受験生との“相対評価” | 本番は“絶対評価”に近い |
E判定でも、志望校に向けて今から本気で取り組めば、十分に追いつき、追い越すことができるのです。

逆転合格に必要な3つの考え方
① 失敗ではなく“課題のリスト”ととらえる
模試での失点は、あなたの弱点や理解不足の“リスト”です。そこを一つずつ潰していくことで、次の模試ではD→C→Bと判定が上がる可能性も十分あります。
- 解けなかった理由を分析する(知識不足?読解力?時間切れ?)
- ミスのパターンを記録して対策する
- 得点源にしたい科目は、どれか見極める
E判定の結果そのものではなく、「その中身」とどう向き合うかが勝負の分かれ道です!
② 勉強量ではなく“密度”を変える
E判定を取り戻すためには、「ただ長時間やる」だけでは足りません。
必要なのは、「何を」「どれだけ」「どんな質で」勉強するかという戦略です。
- 苦手分野は、基礎に立ち返る(難問演習ではなく教科書レベルの復習)
- 志望校の出題傾向に特化(頻出単元を優先)
- 一人で進まないときは、プロの力を借りる(質問・解説を即解決)
勉強の「効率」を見直すことで、同じ時間でも伸び率はまったく違ってきます。
③ 志望校を諦めないメンタルの維持が何より大事
判定に心を折られて、気持ちが萎えてしまうのが一番怖いことです。
逆転合格した受験生の多くは、「模試の判定より、自分の気持ちを信じた」人でした。
- E判定はあくまで“途中経過”
- 模試で凹んだ日こそ、「よし、やってやる!」と奮起
- ライバルたちが気を抜く時期に、差を詰めるチャンスがある
気持ちを維持し続けるには、「勉強が前に進んでいる実感」が必要です。
日々、小さな達成を積み重ねることが、最大の自信になります!
実録:E判定から合格した東大生のリアルな声
ここで、実際に東大に合格した先輩のエピソードを紹介します。
秋の冠模試で東大E判定でした。特に数学が壊滅的で、偏差値40台前半。
でも、問題の分析を徹底して「出るパターンだけ」を何度も繰り返す勉強に切り替えました。
間違えた問題をノートにまとめて、解き直し3回以上。
12月の模試ではB判定に。1月はA。そして本番では合格!模試は本当に「今の自分」を教えてくれる道具。だから一喜一憂せず、成績の“変化”に注目して、自分の努力を信じるのが大事です。
このように、「なぜ間違えたかを言語化する」「繰り返しと絞り込みに徹する」「諦めずに続ける」ことが、E判定からでも確実に合格へとつながっていくのです!



ここから逆転するために“今”やるべきこと
- 模試の復習を最優先する:点数が低かった教科ほど、復習の価値が高いです。
- 勉強スケジュールを再設計する:週単位で「苦手」「過去問演習」「復習」の時間を明確に。
- 志望校の出題傾向をリサーチする:無駄を省き、的中率の高い勉強へ切り替えましょう。
不安に負けず、自分の「やるべきこと」に集中できれば、状況は必ず変わっていきます。
逆転のカギは、未来を変える「今この瞬間の行動」にあります!
「合格までに必要な点数」を具体的に把握しよう
E判定から合格を目指すには、まず“目標との距離”を数値で把握することが重要です!
ただ漠然と「もっと頑張らなきゃ」と思うだけでは、戦略の立てようがありません。
たとえば共通テスト利用型や2次重視型など、大学によって配点の比重が異なるため、**「あと何点必要か」「どの科目で点数を伸ばすべきか」**を把握すると、取り組むべき優先順位が明確になります。
- 英語であと30点取れれば合格圏に入れる
- 数学より現代文の方が伸びしろが大きい
- 共通テストで安定して7割を取りたいなら、基礎科目の正答率をまず上げる
このように、戦うべきポイントを数値で可視化することで、「何から始めるべきか」「どれくらいの期間で達成可能か」という学習計画が立てやすくなります。
モチベーションを保つ「短期目標」の立て方
E判定を取った後に陥りやすいのが、「焦り→空回り→勉強が続かない」という悪循環です・・・。
そこで大切になるのが、「小さな目標を積み重ねて、自信を回復させること」です!
たとえばこんな目標設定が効果的です:
- 今週中に英単語帳100語を完璧にする
- 来週末までに模試で間違えた数学の10問をやり直す
- 次の模試では国語の得点を10点アップさせる
目標は「現実的で」「達成可能で」「期限がはっきりしている」ものに設定しましょう。
そして、それができたらちゃんと自分をほめることも大事です。小さな成功体験が、「もっとできるかも」という前向きな気持ちを引き出します。
また、学習記録ノートや進捗アプリなどを使って、自分の“前進”を見える化するのもおすすめです。人は「成長が実感できるとき」に最もモチベーションが続きやすくなります。
まとめ:E判定は「終わり」ではなく、「スタートライン」
E判定からの逆転合格は、夢物語ではありません!
実際に、何千人もの受験生がそこから這い上がり、第一志望を勝ち取ってきました!
- 模試は“現状”を映すだけ。そこから“未来”をどう描くかが勝負
- 落ち込んだ自分も受け入れて、今の弱点と冷静に向き合おう
- 合格者は皆、“伸びる時期”を逃さず、やるべきことを淡々とこなしてきた
大切なのは「自分には無理だ」と決めつけないこと。そして必要なのは「やれば変わる」と信じて、正しい努力を続けることです!ぜひ最後まで頑張ってください!
また、「どこから手をつければいいか分からない」
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